
実際のトレーニングの様子をお伝えする
「いこトレ」シリーズ!
整骨院に来院してくれた女子バレーボール中学生のトレーニングの様子です。

レシーブをするとき、前のボールを拾うのが苦手なんです。

では、今回はレシーブにアプローチしてみましょう!
「レシーブの構え」をラクにするトレーニングの紹介です。
先にYouTube動画をご覧になりたい方はこちらから
【バレーボール女子】レシーブの”構え”を楽にするトレーニング
レシーブの”構え”をやってみる
レシーブの構えは”スクワット”姿勢と似ています。
膝が前に出すぎると、膝の上の筋肉「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」に負担がきてしまう。そうなると脚が疲れやすくなり、試合の後半で脚が動かなくなるケースも少なくありません。

股関節をうまく折りたたんで、大きな筋肉の臀筋やハムストリングス筋(太もも裏)を使ってあげるように意識しよう!

お尻の筋肉と、太もも裏の筋肉に反応させるのが難しかったです。。
骨盤を前傾させ”腰で曲げる”イメージではなく”股関節から折る”イメージでおこないましょう
脚を挙げる”ラク”な使い方を知る

今回は、お腹の奥にある腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉にアプローチしてみよう。
レシーブの構えをするときも、脚だけで踏ん張らず、コアと言われるインナーマッスルを機能させると、構えもラクになるはずだよ

お、お腹!?
上半身と下半身を繋ぐ大切なインナーマッスル。背骨から股関節を結んでいる筋肉で、重力から身を守る役目を担ってくれています。
骨盤を安定させる、姿勢を整える、基礎代謝アップへの期待ができるなど、日常生活を快適に送るうえでも重要な筋肉です。
”腸腰筋”にアプローチ

それでは仰向けに寝て、お腹を引っ込めながら脚を挙げて、腸腰筋に反応させよう


お腹に反応しないです。膝の裏にきます!
膝の曲げる角度を変えてみて、腹部に反応する角度を探ります。腹部(腸腰筋)に反応させた状態でトレーニングすることが目的。脚の力で挙げるのではなく、コアな筋肉である腸腰筋に反応させることがポイントです。

このくらいの膝の角度ならしっかりと腸腰筋に反応してるから、この角度の状態で脚を挙げて5秒キープ。
1,2,3,4,5

あ”〜きつい!!!!お腹がへっこむ!!プルプルする!!


プルプルするってことは、インナー筋に反応してるってことだからOK♪
はい、続けよう!笑
5秒の3セットを左右やりました。
人によって個人差あるので、40%くらいの筋力で耐えうる負荷でおこなうのがベストですよ。
レシーブの”構え”がラクになる

では立ち上がって、始めにやったレシーブ姿勢をやってみて!

なんか脚がないみたい!笑
お腹がひっこんだー!!

脚がなくなることはないわ〜笑
しっかり腸腰筋に反応して、インナーマッスルを使いながら動けてる証拠です。
無意識レベルでインナーマッスルである腸腰筋を使えるのが理想です

では次!インナーマッスルが機能してるこの状態でトレーニングしよう。
レシーブ(スクワット)姿勢で、腸腰筋を機能させながらボールをキャッチ&リリースする!


あ”〜きつかったー!!!

よくできた!お疲れ様でした♪
▼このトレーニングの流れの動画はこちら▼
【バレーボール女子】レシーブの”構え”を楽にするトレーニング「トレーニングの様子を配信」
まとめ
立ち姿勢を保つ際に働く腸腰筋。このインナーマッスルを機能アップさせることで、レシーブの構えがスムーズになるでしょう。バレーボールのレシーブだけでなく、姿勢やプロポーションにも関わってくる筋肉なので、意識してトレーニングしたほうがいい筋肉だと思います。
“今ある身体を最大限に機能アップさせましょう”
“【バレーボール レシーブの構え】動きを楽にする”腸腰筋”の使い方 いこトレ#1” への1件のフィードバック