2023年3〜4月、ビーチバレー南米遠征＆旅の記録。
大元の旅の記事はこちらです
https://ikoi-style.com/paraguay/
今回、パラグアイ遠征にあたり「目的をもって旅をする」と決めていました。その目的は大きく2つ
②忙しい日常から離れ、言語の通じない場所で、いち”人”として過ごし「自分探し」をすること
この2つを大きな目的をもって毎日を過ごしました。特に②に関しては、今後の人生や家族、仕事などにおいて、大きな軸になる部分なので、自分自身と内省する時間を作り、紙に書き出しながら自分に問いかけながら。
こんなに時間を使ったことがなかったので、大きな気づきを得ました。ひとつたどり着いた言葉はこれ
『人の豊かさ』
文字だけでは伝わりにくい部分がありますが、パラグアイ人と接して、言語も伝わらない場所で過ごし、これまでの自分の行動などを振り返って、核心に近づけた言葉。
この旅で得た『人の豊かさ』を芯に、これからの人生を歩んでいきたいと思います。
それでは細かい内容はここから！
まず結果から。今回帯同した小島(トシ)ペアは5位。
優勝は、トシが昔から交友のあるロージェル・ゴンサロペア。
パラグアイのビーチバレー事情は、「comité olímpico paraguayo」というオリンピックセンター会場に、パラグアイを代表する選手が集まり、監督の指導のもとみんなで練習するスタイル。
ブラジル人監督のガリーロが主導して、育成選手も含めて男女とも指導しています。
・誰もちゃんとウォーミングアップをしない
・ケアに対しての意識がうすい
・バレーだけじゃなく、足元もうまい
パラグアイで過ごしてみて分かったことは、ひとつの競技に限らずみんないろんなスポーツを楽しんでいる。そして体を動かすことが好き。人口が埼玉県くらいなのに、公園やビーチではたくさんの人が運動しているし、バレーで関わった人のInstagramの投稿で、サッカーをしていたり。
形にこだわらず、身体も思考も柔軟なところがいいのかなぁ。このあたりは分析していく余地ありです。
28日間も沖縄を離れる。家族とも離れ、仕事をこんなに休んだ事もなかった。だからこそ、自分の人生を見つめ直し、新しい自分を発見する機会にしたかった。家族の望みでもあり、長期間にもかかわらず後押ししてくれました。
自営業をしているとか、お客さんに求められていること、などを一旦リセットした環境。言語も分からない環境で、自分が何に喜びを感じるのか、何に対してイヤな感情を抱くのか、何をしたいと感じるのか。
常に自分の心に聞きながら過ごしてみた。そして、時間が作れた時は紙に書き出しながら追求してみようと。
パラグアイ人達と過ごして(あ、でもこれは観光とかで来た関わりではなく、トシの友人達と過ごせたのでより深く接しられたのも大きい！)、とても印象深いのは、なんてったって純粋で素直！これに尽きる！
初対面でもフレンドリーに握手やハグをしてくれる。¿Como estas? (調子はどう？) Soy Yuta! (僕の名前はYutaです) からコミュニケーションが始まります。
良い動画を撮ったときは、Muy bien👏と素直に褒めてくれて、「そのVIDEO送って！」とインスタのフォローを求められます。今回、パラグアイ渡航前と比べて200名近くの人にフォローされました。動画のクオリティーがパラグアイの人達にとても評価されたようです。いっつも褒められていました。
そんな素直な人達と接していて、喜ばれることは嬉しい。けど、求められること全てが嬉しいわけじゃない。
その内面的な自分の中から出てくる感情を紙に書き出す。過去の人生を振り返りリンクさせてみる。A4用紙3枚くらい書き出してからだろうか。
『人の豊かさ』
というワードが出てきました。そだ、人と接するとき、仕事をしているとき、自分は、”誰かの人生の豊かさ”のお手伝いをしている時に喜びを感じるんだと。自分の時間を割けるんだと。
このワードは、文字だけでは分からない、僕にしか分からない腑に落ちたものになりました！
これから何かを始めるとき、行動する時に、この”人の豊かさ”の軸から外れていないか、などの指標になります。
過去を振り返っても、上手くいったコトと、上手くいっていないコトの違いは、明らかに”誰かの豊かさ”や”自分自身の豊かさ”に沿っているかいないかだなと理解できます。
今まで、求められることは何でもやろう！と空まわりしていたり、自分を大切にできなかった部分が、これからは芯をもって『自分軸』で生きていこうと思います。
そんな、パラグアイの人達と接して、旅してきて見つけた、ひとつの自分探しの物語でした。