【交通事故後のむち打ち・腰痛】なかなか改善しないのは過剰な防御反応のせい?

このたび、不慮の交通事故に遭われたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。交通事故後の”むちうち”や”腰痛”などは様々な原因があり、なかなか改善しにくい症状もあります。今回は、改善しにくい原因のひとつと考えられる”体の防御反応”について触れたいと思います。

[char no=”7″ char=”女性、会社員”]先日、車で信号待ちしていたら、後ろから追突されてしまったの。そのあとから首と腰の痛みがなかなか良くならなくって…。どうして良くならないのかしら[/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]交通事故後の痛みには、いろいろな原因があります。その中でも私が重要だと感じているのが「力み」です。そのあたりを少し考えてみましょう[/char]

交通事故後のむちうちや腰痛はどんな症状?

交通事故むち打ち・腰痛
交通事故後におこるむち打ちや腰痛は、不自然な強い力がかかる衝撃で、骨盤や脊柱が歪んだり、鞭のように首がしなったり、ショックによる精神的ストレスが原因で引き起こされます。

交通事故の主な症状

☑️ 初動時(動き出し)に首や腰の痛みが出現する
☑️ 頭痛や吐き気
☑️ 手や脚にしびれが出ている
☑️ 痛みが長期にわたって続いている

事故直後は自覚症状が無かったけど、徐々に痛みが出てくるケースも多くありますので注意が必要です。

[char no=”7″ char=”女性、会社員”]私も最初は痛みなかったけど、2〜3日後に首と腰に違和感が出てきたわ![/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]骨盤の歪みが大きくなってしまったり、首や腰周りの筋肉の緊張が続くと、痛みが長引くことになってしまうので気をつけてください。[/char] [char no=”7″ char=”女性、会社員”]放置せずにしっかり対処することが大事なのね![/char]

むちうちや腰痛の対処・治療法は?

交通事故治療・病院
先ほどにも出たように、事故後すぐ痛みが出るとは限りません。痛みの有無に関わらず、まずは病院(整形外科)を受診することをオススメします。レントゲンの撮影や、症状にもよりますが必要に応じてMRI検査も受けることもあります。その後、病院でのリハビリや治療院で対処してもらうようにしましょう。

交通事故時に起きる”防衛反応”とは

交通事故・防衛反応
[char no=”7″ char=”女性、会社員”]施術してもらった後は痛みも軽減されて楽になるのですが、時間がたつにつれて症状が戻ってくるんです。どうしてなんでしょう?[/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]はい、特に事故後のケースではよくあることです。問題のひとつにあげられるのは、事故時のショックから体を守ろうとした防御反応。その時の過剰反応を脳が記憶していることと関係しているように思います。[/char] [char no=”7″ char=”女性、会社員”]脳の記憶、ですか!?[/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]後ろから衝突された時、体を守ろうと防御反応が作用して、筋肉や関節を固めてしまいます。後ろから急に「ワッ!」って驚かされた時に「ギュッ」って体を縮こめてしまう経験ありませんでしたか?その後も脳が怖さを覚えていて、背後がずっと気になったり。。[/char]

交通事故びっくり
[char no=”7″ char=”女性、会社員”]あります。ビックリしたときに無意識に体に力が入ってしまいます。[/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]そう、それと同じようなことが事故時にも起こっています。事故のショック時、体を守ろうとして硬くなった筋肉や関節を、体が記憶として覚えています。実際に車に乗っているとき、バックミラーを見て後ろの車間距離が近いと怖さを感じませんか?[/char] [char no=”7″ char=”女性、会社員”]はい!信号待ちでバックミラー見ると、後ろの車がまたぶつかってくるんじゃないかと怖い時が結構あります![/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]それが何気なく日常生活を過ごしているだけでも、事故前よりも過剰に防御反応が働いてしまって力みやすくなってしまうんです。それが筋肉がすぐ硬直する原因のひとつだと考えています。[/char] 実際に交通事故後の患者さんを施術する際、筋肉に触れるだけで過剰に反応する方もいます。圧に対して抵抗感があるので、まずはリラックスしてもらうことを優先にお伝えしています。

ご自身でも”力を抜く”トレーニングをすることが大切です

交通事故リラックス

[char no=”7″ char=”女性、会社員”]力を抜いて〜って言われても、自分は抜いてるつもりなのに、入ってることがよくあります。これも体が無意識に防御しているんですね![/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]そうなんです。”力を入れる”ってことは意識しやすいけど、”力を抜く”って意外と難しいことなんですよ。あえて”力を抜く”ことを意識するトレーニングが必要なんです。[/char]

交通事故後に限らず、日常が忙しい人ほど交感神経が優位になっています。リラックスする副交感神経に切り替えられず、興奮状態のまま過ごしてる人が案外多いのです。ON-OFFの切り替えを上手にすることが、症状の改善にもつながります。
[char no=”3″ char=”YUTA”]OFFの状態を意識的に作り、力まずとも体を上手に扱うことに目を向けましょう!「事故前はこんなに力まなかったのに」という方もいますので、軽いと思っていた事故後の症状でも侮れないんですよ。[/char] [char no=”7″ char=”女性、会社員”]ほんとですね。車に乗っている時や、何気ない動きをする時に、力んでいないか注意してみます[/char] [char no=”3″ char=”YUTA”]自分の体に意識を向ける。日々を過ごしていると難しいことですが、なかなか症状が改善しないという方は、ポイントのひとつとして試してみてくださいね![/char]

まとめ

交通事故治療むちうち・腰痛

交通事故でびっくりして、過剰に反応するようになってしまった体の防御反応。まずはリラックできる体をつくる。一見、交通事故後の治療とは関係のないことのように思われますが、筋肉や関節にムダに負荷をかけないようにするためには必要な機能です。病院や治療院でリハビリや治療を受ける際にも、ご自身の体に力が入りすぎていないかを意識することは大切なことです、是非みなさんも意識してみてくださいね!

【交通事故後のむち打ち・腰痛】なかなか改善しないのは過剰な防御反応のせい?」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 痛みが改善しにくい原因ひとつ「防御反応」 | 沖縄南城市の整骨院「いこい整骨院」

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