2025年6月21日(土)~23日(月)に開催された
「JFA 第24回全日本O-50サッカー大会 in 沖縄」
会場:沖縄県の金武町フットボールセンター・赤間総合運動公園サッカー場
今回、横浜シニア50チームの福田さんから「現地トレーナーの帯同をお願いしたい」とご連絡をいただき、3日間のサポートに参画させていただきました。
僕の役割は
☑︎ 試合前後のケア・テーピング
☑︎ ホテルでのケア
☑︎ ホテルから会場への荷物の運搬往復
☑︎ 道具の確保(アップ用のサッカーボールなど)
など多岐にわたりました。県外から来た選手の皆さんが、できるだけストレスなくプレーに集中できるよう、できる限りのサポートを心がけました。
トレーナーは3名体制。
長年、横浜シニアを支えている鳥居トレーナー(中央)
鳥居さんの後輩にあたる沖縄出身の源河トレーナー(右)
そして僕(金城)で、チームに寄り添う3日間がスタート
🎥ショート動画
午前10時、選手たちが宿泊する「グランメールリゾートホテル」でトレーナー陣と合流。2人のトレーナーとは初対面だったけど気さくで良い人たち。ひとまず安心、これ大事ですよね。
クーラーボックスや水、道具などを会場まで運搬。
到着してすぐ準備に取り掛かります。控えテント側で、ケアベッドを設置して試合前のケアやテーピングを実施。選手たちとの挨拶をしながら症状を確認しながらケアに励みます。
この日はグループリーグ第1節のみ。
横浜シニア50 0-0 徳島SFC(四国第1代表)
初戦は引き分け。1位通過しか決勝ラウンドに上がれないので痛い引き分けだったようです。
試合後、ホテルに戻り選手たちのアフターケア。
初日にして印象的だったのは、選手たちの「本気の遊び」っぷり。本気で全国制覇を狙いながらも、“横浜らしさ”というか、良い意味で力の抜けた笑顔が絶えないチームでした。
初日から、このチームと一緒にいられることにワクワクしたのを覚えています。
午前7時にホテル集合。
会場へ移動し、すぐにテーピングやケア対応。
この日はグループリーグの残り2試合。
横浜シニア50 1-0 キッカーズ1970(中国第2代表/鳥取県)
試合後の疲労を最大限に抜くために、鳥居トレーナーの判断で簡易プールを設置し、氷を使ったアイシングを実施。炎天下のなか身体に溜まった熱を冷やし、次の試合に備える。
プールアイシング後、選手のケアをして次戦になるべく万全の身体で。
横浜シニア50 3-0 あづまフットボールクラブ(東北代表/福島県)
2勝1分けでグループ突破、ベスト4進出!
オーバー50とは思えないハードワークと激しいコンタクト。足を攣る選手もいれば、軽度の脳震盪で病院搬送となるケースも。
夜はホテルのプールでアイシングをし、選手一人ひとりに丁寧にケアを行いました。
Jリーグ中継を流しながらのケアルームは、まるで部活の部室のような空間。いつまでも少年のような心を持ったおじさんたちが、笑い合いながらリラックスして過ごしていました。
この日で源河トレーナーはサポート終了。本当にありがとうございました!
最終日、朝7時集合。
ホテルで選手たちと朝食を共にしてから会場へ移動。
今日も2試合の可能性があるので、アイシングプールを再び設置。
疲労の蓄積で、テーピングの数もいつも以上に増えていきます。
横浜シニア50 1-0 LEYENDA(関西代表/奈良県)
昨年敗退した準決勝を突破し、いよいよ決勝へ!
アイシングとケア・最終調整を終え、最後の戦いに臨みます。
決勝は一進一退の攻防、お互い譲らない。
横浜シニア50 0-0(PK 8-9) Lien Chiba(関東第3代表/千葉県)
互角の戦いはPK戦にもつれ込み、惜しくも全国制覇は届かず。
悔し涙を流す選手の姿に、この大会への並々ならぬ想いを感じ、胸が熱くなりました。
とはいえ、全国2位。誇るべき成績です!
準決勝から「Yokohama Senior」チームのTシャツを着させてもらい、僕自身もチームの一員としてサポートできたことを本当に嬉しく思います。
「金城さん、お世話になりました。本当にありがとうございました」
選手たちから直接そんな言葉をいただき、僕の心にも温かいものが残りました。
鳥居トレーナーとは多くの学びと対話があり、やっぱり“トレーナーである前に人としてどうあるか”の大切さを再確認した時間でもありました。
横浜シニア50の皆さま、本当にお疲れさまでした。
「本気の遊び」を全力で楽しむ大人たちと過ごした3日間は、僕にとってもかけがえのない時間でした。
またどこかで、このチームとご一緒できたら幸いです。
ありがとうございました!
▼詳しいプロフィールはこちらから
https://ikoi-style.com/profile/
▼instagramで日常を綴っています
instagram (yuboku)