ずっとやりたかったこと、思い描いていたことができました。
チームサポートを【ケア】と【映像】で貢献する
沖縄県高校新人大会バレーボール競技
知念高校女子バレー部に密着
初戦から「死闘」と呼ぶにふさわしい試合を展開
歓喜あり、涙ありの面白い動画に仕上がりましたので是非ともご覧ください
今回の新人戦は八重山開催
3年生が引退して新チームで挑む新人大会、この大会が大事だと捉え、僕も帯同サポートすると決意。
知念高校女バレの子たちが数名、いこい整骨院に通ってくれているのもあり即決で石垣行きのチケットを取りました。そして今回は新しい取り組みを選手たちに提案。
この1年、絶対に上位争いに入っていくだろうこのチーム
目標としている「春高バレー優勝」に向けて、外部から注目されることも増えていくだろう。
テレビメディアやSNSでのフォロー、試合に足を運ぶ観客も増えていくことを想定して
注目されることに今から慣れていこう
と提案。外部の目が気になり緊張して本来のプレーが出来なくなる可能性を未然に防ぎたい。そんな想いから選手たちを【密着】して撮影することに。
マネージャーにはGoproを渡して「好きなように裏側を撮って」とお任せ
そしてそれは僕がやりたいことの一つでもある。学生スポーツの青春は人生ベースで考えるとほんの一瞬。それが今後のキャリア形成においても大事な部分を占めるので、その一瞬一瞬を映像で残すことにものすごい価値を感じています。
あの時の感動や悔しさ、青春の一ページを甦らせてくれる映像が、一生の宝物になる。そのために映像を撮り続け練習して技術や感性を磨いてきました。
それが今回は優勝という最高の形にはなり、感無量の帯同となりました。
さて、試合の方は初戦から白熱した小禄高校戦。最終セットまでもつれ、30点超えの死闘を勝ち切りました。まさにこれが「死闘」と呼ぶにふさわしい。
最後は歓喜あり涙あり、選手も観客も「こんなにドキドキする試合はないっ」という激戦。知念も小禄も選手たちは本当にあの緊迫した中で頑張りました。
小禄高校の分まで優勝しよう
ライバルとの試合を終え、この後は全員バレーで選手たちに覚醒が見られた試合を展開する。
2回戦 vs 宮古高校
準々決勝 vs 前原高校
決勝リーグ1st vs 西原高校
決勝リーグ2nd vs 那覇高校
決勝リーグ3rd vs 首里高校
小禄戦以降は2-0で全勝で優勝
大会期間中、知念高校の選手たちは常にリラックスしてる印象だった。良い意味で力が抜けてアップ中も楽しそう。緊張と弛緩のコントロールが難しいこの年代で今大会はメリハリができていたように感じます。
まるで修学旅行?といっては怒られるかもしれないけど、僕がホテルで選手のケアに入った時、ケアする部屋に8名ほど滞在してわちゃわちゃしてて面白かったです。ほんとに仲の良いチームだなぁ。
チーム帯同した時に必須になってくるのが試合前後の宿泊先でのケア。こういった大会は1日2試合の連戦でハードなので選手の疲労は溜まってきます。選手の痛みのある部位や疲労の確認をしながら、翌日の試合に向けて回復させていきます。
今回とても良いなぁと思ったのは、ケアをしながらその日に撮影した映像を振り返ること。試合内容はもちろんのこと、ウォーミングアップ時や何気ない動きを映像で自分自身で確認できることが新しい自分自身への気づきにもあるし、次からはこうしようなども指標にもなる。
チームメンバーで色々なシーンを映像を通して共有できたこと。試合の顔とは違う、オフの選手の性格を知れたこともトレーナーサポートとしてやりやすくなりました
何事も関係性が大事ですからね
痛みや違和感のある選手には、試合前にテーピング実施。
このテーピングがあなどれない。試合にアクシデントはつきものです。2連戦で捻挫したり足がケイレンしたりすることはあります。
テーピングがあることで少しでも安心して踏み込めたり、痛みを軽減させることができる。今回も最終戦の前にふくらはぎに違和感が出た知高エース。試合直前に深層筋ケアをしてテーピングで対応。
「おかげで最後まで全力で戦えました」
そんな声が嬉しい。「私も膝大丈夫でした」と続く。トレーナーとして一番嬉しい声です。
とても心が充実した、得たものが大きい帯同となりました。
ずっとやりたかったチーム帯同の際の「ケア&テーピング」と「映像」
今回は完全に自費での渡航。僕が応援したいチームに、必要とされるやりたいコトをやらせてもらったカタチです。
☑︎本人達が感じてる以上に連戦の疲労感はあるからケア必要だよな
☑︎試合前後に身近に信頼できるトレーナーがいた方が何か起きた時に対応できる安心感はあるよな
☑︎このシーンを映像に残してたら一生の思い出になるよな
いこい整骨院で16年あまり、ジュニアの子たちと接してきて「あったらいいな」を提供できました
僕ができること(ケア・テーピング)で、選手たちが持ってるパフォーマンスを出し切れる
僕ができること(映像制作)で、選手たちの青春を切り取って人生の宝物にできる
こんな二刀流を提供できる機会が増えていくといいな。
今後も、チームにとって必要なことと、僕自身がワクワクできて楽しめることがマッチングした時に、今回のような素晴らしい結果と映像という形が残せるんだと思います。
“想いのチカラ”はすごい!!
知念高校女子バレー部のみなさん、おめでとうございます!!