最後まで戦った、涙の春高物語 | 知念高校女子バレー部

高校生バレーボーラーが憧れる夢の舞台、
オレンジコートへの切符をかけた沖縄県予選。

今の3年生とは、1年生の頃からの付き合い。
いこい整骨院にも頻繁に来てくれて、大会会場にも足を運び、テーピングやケアでサポートしてきました。

高校最後の大会。
いろんな出来事を乗り越えながら、最後まで共に戦った知念高校女子バレーボール部との記録です。


これまでの歩み

この世代の始まりは、昨年12月の新人大会。
「注目されることに慣れよう」と始めた密着動画撮影。
そこから彼女たちとの濃い時間がスタートしました。

📷 初戦から死闘の新人大会優勝 in 石垣島

👉 https://ikoi-style.com/chinen-volleyball2024/

📷 高校総体優勝 – ケガと向き合い優勝

👉 https://ikoi-style.com/chinen-volleyball2025/

📷 インハイ全国 in 岡山県

👉 https://ikoi-style.com/chinen-volleyball2025-interhigh/


チームの再出発

インターハイ全国大会が終わり、
「さぁ、春高に向けて」と思った矢先──。

3年生の半分が引退することに。

進路、ケガ、それぞれの事情を尊重し、
残ったメンバーで挑むことが決まった春高予選、約2ヶ月前。

不安の中での再スタートでしたが、
1・2年生との関係性が深まるにつれ、チームとしての一体感が生まれていきました。

この「チーム」として成長していく姿がとても印象的で、
その時間を共に過ごせたことは、僕にとっても大きな財産です。


大会3日目 – 準々決勝・準決勝

準々決勝まで順調に勝ち進んだ知念高校。
準々決勝では具志川商業高校に危なげなく勝利。
続く準決勝の相手は、第4シードのコザ高校を破った前原高校。

脚に張りを感じる選手には追加ケアとテーピング。
万全の状態でコートへ送り出しました。

結果は2-0で勝利。
落ち着いたプレーで、チームとしてのまとまりを感じました。
そしていよいよ決勝へ。
11月3日(月)、相手は西原高校です。


決勝前日

選手たちの体調チェックとテーピング確認。
マネージャーとは、試合当日の栄養補給についても最終確認。
朝練後や試合直前にアミノ酸を摂取するタイミングなどを調整しました。

練習後には、1・2年生から3年生へ向けたエールが。

「これまでの感謝や想いを伝え合う」

またチームの結束力が高まり明日へ挑みます


決勝戦 – 11月3日(月) 豊見城市民体育館

決勝戦に向けて、選手のコンディション管理を入念に。

春高予選の決勝はセンターコート。
観客席にはたくさんの応援の声。
普段は冷静な選手たちも、緊張の色を隠せません。

▼試合展開は、YAHOO!ニュースから抜粋

結果は惜しくも敗戦。
3年生の高校バレーはここで幕を閉じました。

悔しかった。泣き崩れる選手たちを見ながら、
「もっと自分にできることはなかったか」
そんな思いが込み上げてきました。

西原高校の皆さん、
知念高校の分まで全国大会、頑張ってきてください。
心から応援しています。


最後に

最後まで戦い抜いた3年生、本当にお疲れさまでした。
サポートした1・2年生も、先輩たちの背中から多くを学んだと思います。

「チーム」として同じベクトルに向かうこと。
その大切さを、僕自身も近くで感じさせてもらいました。

引退した子たちも含め、
3年間のサポートを通して過ごした時間は、僕にとって一生の宝物です。

ありがとう、知念高校女子バレー部。

YUTA KINJO

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