命のメッセンジャー創刊20周年記念ツアーの一環として、
杉浦貴之さんと高原和也さんによるトーク&ライブが、南城市の【IKOI village】で開催されました。
「治る力はあなたの中にある」——
その言葉の通り、希望と生命力に満ちた時間になりました。
IKOI villageという場所
【IKOI village】は、自分たちの手でリノベーションを進めながら暮らしている場所です。
2025年7月からこの地で暮らし始め、「人が集い、癒される場所にしていきたい」というビジョンを描いてきました。
「いつかイベントを開催できたら…」
そんなことを思い始めたちょうどその頃、お久しぶりの方からメッセージが届きました。
奇跡のようなつながり
連絡をくださったのは、腎臓の希少がんを乗り越えた杉浦貴之さん。
「きんちゃん、10月4日・5日、那覇でトークライブがあって沖縄に行くんだけど、
その前日の3日に南城市でトークライブやらない?」
“きんちゃん”とは、内地で呼んでくれる僕の愛称。
杉浦さんは、がん闘病を経てホノルルマラソンを完走。
その経験を多くのがんサバイバーと共有しようと、2010年より「がんサバイバーホノルルマラソン」を主宰されています。
2015年、ガンサバイバーチーム『チームメッセンジャー』の活動に賛同し、僕らはケアチームを結成し、マラソン前のテーピングや、走った後のケアサポートとして、ホノルルマラソンに同行。
あれから約10年ぶりの再会でした。
<上写真> ホノルルマラソンでがんサバイバーさんのケアの様子
「まだ未完成のウチでもやってみよう!」
最初は「南城市で?いこい整骨院でやろうか…?」と考えていましたが、
「いや、せっかくならIKOI villageでやろう!」と決意。
当時はまだリビングも庭もトイレもリフォーム途中。
でも「人が来る」となると作業も一気に進むもので、良いきっかけになりました。
共に語るもう一人のゲスト
今回、杉浦さんと一緒に登壇されたのが高原和也さん。
沖縄出身で、31歳の時に「成人T細胞白血病」と診断。
再発・転移を繰り返しながらも2010年に自然治癒。
現在は自身の経験をもとに、心と体の調和を取り戻すサポートをされています。
杉浦さん、高原さん——
どちらも「奇跡を生き抜いたお二人」だからこそ語れる言葉があります。
トークライブ当日
そして迎えた2025年10月3日(金)。
治る力はあなたの中にある セミナー&ライブ in 南城
命のマガジン『メッセンジャー』創刊20周年記念ツアー
📅 2025年10月3日(金)13:30~16:00(開場13:00)
📍 会場:IKOI village(沖縄県南城市玉城船越663-1)
💰 料金:3,500円
会場は【IKOI village】。平日のお昼ということもあり、参加者は僕ら家族を含めて8名。
少人数だからこそ、お二人の言葉がまっすぐ届く、温かく濃密な時間になりました。
「ほんとに生きたかったら生きれる」
「ありのまんま生きてて大丈夫」
「治すことにフォーカスせず、治った後にやりたい夢にフォーカスする」
一つひとつの言葉が心に沁み、杉浦さんの歌声が空間を包み込みました。
笑いも涙もありながら、それぞれの胸に「希望の火」が灯った時間でした。
IKOI villageから始まる、新しいつながり
トークライブの最後には、IKOI villageのこれからの構想もお二人にお話しすることができました。
「人と想いがつながる場所にしていきたい」——その想いに共鳴してくださったお二人。
何かまた新しい形で関われそうな予感がしています。
小さな空間だからこそ生まれた深い時間。
IKOI villageの最初のイベントとして、忘れられない一日になりました。
杉浦さん、高原さん、本当にありがとうございました。
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